CafeTalk14 Yasuo MIWAKI
CafeTalk14
三脇康生+川俣正
2002年11月29日(金)
10:40〜12:10
京都市立芸術大学・大学会館・交流室
(京都市西京区大枝沓掛町13-6 /阪急桂駅下車・バス20分/会場までのアクセス

カフェトーク14回目は、京都市立芸術大学から、精神科医・三脇康生氏とのトーク。臨床という個別性が重視される現場から患者やスタッフとの創造的な関係を創出しようとする精神科医と、プロジェクトにおいて「すべての決定をサイトに委ねる」と宣言する美術家。この2人の「現場」に通底するアクチュアリティとは一体何か?

三脇康生
1963年、兵庫生。精神科医/美術批評家(滋賀県・湖南病院/名古屋芸術大学短期大学部)。
80年代前半、フランス現代思想から出発し、精神科医療というアクティヴな場面に乗り出す。ガタリが開設したラボルド病院の事例を参照枠としながら、常に臨床に立ち返るという立場から、病院や医療の制度の形骸化に鋭い批評を投げかけている。また、美術批評家としても、ポストモダン以後の美術について批評活動を行っている。
編著書に『精神の管理社会をどう超えるか?』(松籟社)『アート×セラピー潮流』(フィルムアート社)など。


三脇氏が編者の一人をつとめる『アート×セラピー潮流』が先ごろ刊行されました。<プラクティカ>シリーズの第2弾です。アートと精神療法とのあいだから見えるプラクティスの可能性とは何か? フィルムアート社より。2200円(税別)です。
三脇氏は、フランス・ラボルド病院の制度と思想を紹介する論文や、山海塾・岩下徹氏のインタヴュー記事を寄せられています(岩下氏は、ラボルド病院や三脇氏の勤務する湖南病院で、患者・スタッフを交えたダンス・ワークショップを主宰しています)。ご一読をお薦めします。

詳細はこちら[フィルムアート社] 購入はこちら[bk1 | amazon


◎入場無料、申し込み不要

お問い合わせ:
075-334-2255(京都市立芸術大学・芸術学研究室)
info@cafetalk.net(川俣ゼミ・カフェトーク)
主催:川俣ゼミ
協力:京都市立芸術大学美術学部第3研究室群

当日の模様

 

 

 

 

  



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