CafeTalk 21 + Shirouyasu SUZUKI
CafeTalk21
鈴木志郎康+川俣正
Shirouyasu SUZUKI + Tadashi KAWAMATA
2003年6月27日(金)
16:00 - 17:30
多摩美術大学・上野毛キャンパス3号館1階・映像スタジオ
(世田谷区上野毛3-15-34/東急大井町線上野毛駅より徒歩3分/会場までの地図
『家庭教訓劇怨恨猥雑篇』『完全無欠新聞とうふ屋版』『姉暴き』『虹飲み老』『胡桃ポインタ』『アマタイアマアマ』『極私的魚眼抜け』『比呂美──毛を抜く話』『気息の微分』『極私的にEBIZUKA』。最初の5つは詩集の、後半の5つは映画の題名。作者の名はスズキシロウヤス。衝撃的〈プアプア詩〉から問題提起的〈極私的〉作品論まで、耳目を集めるその作品群を通じて、身体と世界とを切り結ぶ表現の方法をさまざまに模索し続ける、詩人/映像作家・鈴木志郎康に、若き頃に観たその映像作品に衝撃を食らったと語る美術家・川俣正が聞く90分。鈴木志郎康映像作品の上映も行う「カフェトーク」第21弾、乞うご期待。
鈴木志郎康
1935年、東京生。詩人・映像作家。
NHKに16ミリ映画カメラマンとして勤務する傍ら、詩作活動を展開。67年の詩集『罐製同棲又は陥穽への逃走』での、猥雑で、ときにユーモラスな言葉の攻撃的な速射砲によって、身体を、そしてそれを取り巻く日常風景を粉々に砕く、そのエネルギッシュな詩群は、世に鮮烈な印象をもたらし、〈プアプア詩〉と名付けられる。その後、作風を大きく旋回させつつも、〈極私的〉視点から異彩な言葉を次々と紡ぎ出しつづけている。同時に、66年頃から個人映画の製作も開始し、身辺の様子を独特の視点から映像化する作品は、現在までに50作近くにのぼる。イメージフォーラム・フェスティバルで毎年作品を発表。最新作に『衰退いろいろ2002』。
鈴木志郎康ホームページ:http://www.catnet.ne.jp/srys/

川俣正
1953年、北海道生。美術家。
77年の活動開始以来、各国でプロジェクトを展開。既存の建物を大量の木材で囲み込む比較的初期のインスタレーション作品(84年「工事中」など)から、自動販売機の裏に仮設の部屋を設置し人を住まわせてみる近年のプロジェクト(98年「東京プロジェクト」)に至るまで、作品の発想はつねに変化し続けているが、いずれのプロジェクトにおいても、作品の完成じたいにではなく、むしろそこに至るプロセスの中で発生するさまざまな(ディス)コミュニケーション、そしてそのような経験を通じて浮かび上がるそのサイトの固有性といった問題への、作家の一貫した関心をうかがうことができる。著書に『アートレス』など。


◎入場無料、申し込み不要

お問い合わせ:
info@cafetalk.net(川俣ゼミ・カフェトーク)
http://www.cafetalk.net/

主催:川俣ゼミ
協力:多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科
協賛:アサヒビール株式会社


当日の模様 6月27日(金)@上野毛・多摩美術大学

鈴木志郎康氏のウェブページにある曲腰徒歩新聞に、当日の模様を綴った記事が掲載されております。そちらもどうぞご覧下さい。
 

 

 

 


「お食事会」の模様 6月20日(金)@渋谷・せぴあ

6月27日金曜日、多摩美術大学・上野毛校地で催されるカフェトークを一週間前に控え、渋谷は宮益坂、cafeせぴあにて、鈴木さん、川俣、数名のオーディエンスでのお食事会を催しました。

 

 

 

 



当サイト内の写真、画像、個人情報の無断転載を禁じます。
Copyright by CafeTalk. All rights reserved.